目的

グレイトブリテン・ササカワ財団は芸術文化、人物・社会交流、科学技術から医学、スポーツ等様々な分野の活動に対して資金援助を通じて日英両国間の相互理解と協力を推進することを目指しています。

財団の本部事務所はロンドンにあり、駐日事務所は東京にあります。

英国事務所では年に3回、日本事務所では年に2回申請締切日があります。申請締切日等について詳しくはこちらへ

英国事務所の次期申請締切日は2025年3月31日。審査会は2025年5月開催予定。

日本事務所の次期申請締切日は2025年2月28日。審査会は2025年4月開催予定。


財団からのお知らせ

抗微生物研究におけるグローバルな取り組みを支援
抗微生物耐性(antimicrobial resistance: AMR)の脅威が深刻化し、近い将来、一般的な感染症が治療不可能なる可能性が予測されていることから、世界的な対策の必要性が浮き彫りとなっています。これを受けて、グレイトブリテン・ササカワ財団は、国際協力と政策策定を通じて、新たな抗生物質の開発を促進し、将来のパンデミックに備えることを目指し、ウォーリック大学サー・ハワード・ダルトン・センター、サセックス大学開発学研究所、そして国立国際医療研究センター(NCGM)における日英研究者間の新たなパートナーシップを支援する運びとなりました。

「日本と英国はともに抗生物質の開発において広範な能力を有しており、学術界、産業界、国家インフラにまたがる相互相補的な研究の強みを既に活用しています。抗生物質の発見と開発にインセンティブを与えるという点では、既存の経済モデルの欠陥を踏まえると、長期的に持続する新たな国際的連携が急務であります。この新たな日英パートナシップが建設的な協力提携になることを期待しています。」 グレイトブリテン・ササカワ財団副理事長 ジョアンナ・ピットマン

詳しくはこちら:ウォーリック大学からのプレスリリース

災害復興支援特別基金
令和6年1月1日の能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈りするとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。この災害による被災地の方々を支援するために寄付をご希望される方々のために、日本財団では災害復興支援特別基金を立ち上げ、皆様からの寄付を受け付けています。

2023年度年次報告書
グレイトブリテン・ササカワ財団の2023年度年次報告書がこの度こちらのウェブサイトからも閲覧できるようになりました。年次報告書には2023年に助成された全ての事業リストの一覧、最近実施された事業のハイライト、そして2023年度会計報告などが含まれています。こちらのウェブサイト内の「年次報告書」のページでは、最新の2023年度の報告書だけでなく過年度の年次報告書をもご覧頂くことができます。

バターフィールド基金と英国国立衛生研究所(NIHR)
グレイトブリテン・ササカワ財団は現在、バターフィールド基金の非商業的パートナー団体として英国の国立衛生研究所(NIHR)に登録されているため、バターフィールド基金の支援対象となったプロジェクトはNIHR臨床研究ネットワークの支援に申し込むことが可能です。

グレイトブリテン・ササカワ財団翻訳賞
この度グレイトブリテン・ササカワ財団は英国の作家団体Society of Authorsと共に、日本文学の英訳を対象とした新たな賞を新設致しましたことをお知らせ申し上げます。優勝者には£3,000が贈られます。2024年12月2日に賞の候補作が発表されました。最優秀翻訳賞作品は2025年2月12日に発表される予定です。次回の応募締め切りは2025年3月31日です。翻訳賞についての詳細はこちらをご覧ください。

GBSFとSDGs
国連サミットで採択された17の持続可能な開発目標(SDGs)は、現在そして将来にわたって人と地球の平和と繁栄のためのグローバル・パートナーシップにおいて、先進国も途上国も含めたすべての国々による行動を求める緊急の呼びかけです。それを受けてこの度GBSFに助成申請頂く際には、申請書に必ず17ゴールのうちどの目標を支援する事業を実施予定なのか明記して頂くことになりました。


最近の助成事業紹介

財団が支援したその他の事業については年次報告書にてより詳しくご覧に頂けます。
外部ウェブサイトに記載される内容について、当財団は一切の責任を負いません。